皆様。おはようございます。
南花台は、今日も鳥の鳴き声が
こだましています。
熊本の地震で、びっくりするニュース
が流れましたね。
2000年の耐震基準改正後に建てられた
木造家屋が倒壊した。。
1981年に新築の耐震基準が改正され、
大地震でも家屋が倒壊しないことを目指し
阪神大震災の教訓から、その基準が強化
されました。
大地震でも倒壊しないために
強化はされたけど、でもそれは
「命を守るための最低限の基準」
でしかない。
日本建築学会の調査報告では
「施工不良や、壁の配置が十分に考慮
されていなかった可能性がある」
これ、よく考えると怖いですね。
強化された基準に従って申請をあげて
建築確認はおりたけれども、
壁の枚数は、法律に従っているけど、
壁の配置が十分に考慮されていなかったので
家が倒壊。。
家族の命が犠牲になってしまった。。
やはり、すべての家で、『構造計算』を
してほしいです。
間取りが決まった後に、パソコンで家を建て
大地震をおこしたり、台風を起こして、
災害シュミレーションを行い、壁の配置を
決めていく構造計算。
壁の配置だけでなく全部で388の項目
のチェックをする構造計算。
多雪地域では、雪の重みも計算に含め、
440項目のチェックを行うんです。
家族の命が失われたときに、
壁の配置が十分に考慮されていなかった。。
と言われたら、
もし、自分自身がそういう立場に
おかれたら、、、
いろいろ、考えさせられました。
すべての、ハウスメーカーが、
(大手・工務店関係なく)
家を作る、すべてのメーカーが
力を合わせて、手を抜くことなく
『地震に強い家』を作っていくことを
目指してほしいです!
ぼくも、手を抜くことなく
がんばっていきます。