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Sさまとの出会い。

2022年07月03日(日)

皆様。田中です。

暑さが、厳しいですね。職人さんたち、この暑さの中でも手を抜かずに

お客様の新築工事に励んでくれていることに感謝です。

先月、Sさまの新築が完成し、カギをお渡しすることができました。

 

S様との新築計画が始まったきっかけは、去年２月にいただいたメールでした。

ぼくの中で、一番遠い町からのメールだったので、よく覚えています。

北海道からでした。

奥様の実家の近くである河内長野市に家を建てたい、と書かれていました。

2023年の３月ごろの引っ越しと、教えてくださっていたので、完成まで２年。

１年くらいは土地情報を月２のペースで送ろうと、思っていたのですが、

S様と、初めて電話でお話をした時に、１つの町が頭に浮かび、

しかも、不動産屋さんが、その町に、ステキな土地がでると、

教えてくれていたので、その土地を紹介させていただくと、

S様、決断してくださり、土地の契約へと、進みました。

 

土地の契約には、親御様に代理で出席していただきました。

銀行とのローンの打ち合わせは、銀行さんとリモートでしていただきました。

そこから、間取りの打ち合わせが始まりました。

ラインと郵送で、図面を確認していただきながらの、打ち合わせでした。

 

ただ、この時に、僕の中で、一つの壁に当たりました。

S様のご家族のお名前と、電話越しにお話しして、声を聴いていましたが、

ご家族皆様と、お会いしたことがなかったので、ご家族の団らんの様子や笑顔が

イメージできなくて、間取りの考案が、普段の自分と違うことに気づきました。

 

コロナが少し落ち着いた、去年の10月に、S様のおられる北海道へ。✈

タクシーでホテルから向かい、到着。玄関のベルを押すまで、すごい緊張して

いました。扉が開き、初対面。ぼくの緊張は、すぐになくなりました。

S様と、ずっと昔から知っている関係だったかな、と、錯覚するくらい

S様ご家族が温かく受け入れてくださり、自己紹介が始まりました。

 

その日は１日、間取りの打ち合わせ、これからの流れについて、話し合いました。

次の日に、S様邸で、工事の請負契約を交わし、大阪に戻りました。

 

S様がごちそうしてくださった、お寿司のホタテと、サーモン、ウニの口に入れた

瞬間、とけてしまう食感、忘れられないです。美味しかったです。

 

ご家族にお会いしたら、間取りのイメージがパッとまとまりました。

間取りが確定し、年末に大阪に来ていただいて、初めて、購入した土地を

見ていただきました。次の日に、パナソニックショールームに。

次の日に、一日、仕様決め。いろいろ、イメージを固めてくださっていたので、

スムーズに事が進みました。年末、ぎりぎりまで、打ち合わせに付き合って

下さったのが、嬉しかったです。

年が明け、解体スタート。ご両家の親御様に参加していただいての地鎮祭。

そして、着工、上棟、と進んでいきました。再び、ご両家の親御様に、上棟式に

参加していただきました。

銀行の手続き、登記の手続きもリモート等で終わり、いよいよ、

カギのお引き渡しの日を迎えることができました。

 

その、前日の日、掃除にいきました。掃除しながら、本当に良かった…と

感慨深い気持ちになりました。

 

土地の購入の時から、施主様不在の形になるので、銀行のローンの手続き等も、

今までと、勝手が違うので、事がうまく運ぶか、絶えず緊張がありました。

でも、不動産屋さん、銀行さん、司法書士の先生たちが、積極的に協力して

下さいました。感謝です。そして、S様も毎回、約束の期日までに書類の提出など

打ち合わせ通りに動いてくださったことにも、感謝します。

 

そんなことを、思い出しながら、掃除をしていたら、親御様がたまたま、のぞいて

くださいました。親御様も土地を決めていただくために、足しげく土地を見に

いってくださいました。土地の契約に、代理で出席していただいたこと、

大工さんにたくさんお気遣いを示してくださったことに感謝します。

 

S様には、まだ、実際に完成した、新しいお家を、自分の目で、見ていただくこと

ができていませんが、引っ越してこられる時に、改めて、お家の使い方等の、

ご説明に行かせていただくので、次、お会いできるのを楽しみにしています。

 

S様がぼくの家に送ってくださった、山わさび。アスパラ。

衝撃的なおいしさでした。ありがとうございました。

親御様も、田中邸に、柿や、タケノコを持ってきてくださり、感謝しています。

 

一つのメールから始まった出会いが、新築というカタチになり、良かったです。

S様、引き続き、よろしくお願いします。